無駄を省くは正しい?

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無駄を省くこと。これを至上命題としている人、会社、サービス、そしてシステム。たくさんありますね。
やはり、必要な分だけ用意するというのが望まれている。そういった印象が強いのだと思います。しかしこれ、裏を返せば、「余裕がない」ということでもあります。

余裕を持たなければどういうことになるのか。インターネットサーバーを例にしてみましょう。

インターネットのサーバーは、情報量の過負荷によってシステムエラーを起こし、ダウンしてしまうことがあります。プロバイダによってダウンしやすいサーバー、ダウンしにくいサーバーと色々ありますね。何が違うのでしょうか?
それは、ダウンしにくいプロバイダは、サーバーを冗長化しているのです。冗長化というのは、通常時では必要ではない余分の部分を作っておくことを意味します。

冗長化を行っているプロバイダは、サーバーがダウンしたとき、冗長化してある部分を補填に回して、通常どおりのシステムをつなぎとめようとします。これにより、サーバーという大きなシステムが破綻してしまうことを未然に防いでいるのです。普段は余分な、あるいは無駄とさえ言える部分をあえて用意しておくことで、急場を凌ぐ安全策を確保することができている、というわけなのです。

無駄なものは一切省いて、必要最低限な条件でサーバーを動かしているプロバイダでは、とてもこうは行きません。エラーが起きたら、それが復旧するまでシステムはダウンしっぱなしです。
冗長化しているプロバイダと、していないプロバイダ。どちらのほうが本当に頼れるかがわかると思います。